ロゼレム服用時の寝起きと起きれない事態について

ロゼレム服用時の寝起きについて

 

睡眠薬を服用すると、「眠れるようにはなっても、寝起きが悪くなってしまうのでは・・・」というイメージがあるかもしれません。それでは、ロゼレムはどうなのかを見ていきましょう。

 

寝起きはよくなる傾向アリ

 

まずロゼレムと寝起きの関係ですが、基本的には「寝起きがよくなる」傾向があります。

 

一般的な睡眠薬は、中枢神経に作用して直接入眠を促します。しかし、効果がしばらく続くことがあり、朝起きたときに抜けきらなくて寝起きが悪くなるケースがよくあります。

 

しかし、ロゼレムは直接入眠を促すわけではなく、メラトニンを増やして体内時計を昼型に戻し、自然な眠りに戻してくれる医薬品です。そのため、目覚めも自然にできるようになるのです。

 

また、ロゼレムは半減期が約1時間とかなり短く、朝まで効果が残っていることもありません。そのため、抜けきらなくて寝起きが悪くなる、といったケースもほとんどないのです。

 

以上の点から、ロゼレムは従来の睡眠薬に比べて「寝起きがよい」医薬品であると言えるでしょう。

 

なかなか起きれないのはなぜ?

 

ロゼレムを服用して、なかなか起きられなくなった・・・なんて話を耳にすることもあります。ロゼレムは寝起きがよくなる傾向があるのに、なぜでしょうか?

 

1つは、副作用として「眠気」が出ているのが考えられます。睡眠薬の副作用で言う「眠気」というのは、「朝になっても起きられない」とか「日中眠くて仕方がない」といった症状をカウントしたものです。ロゼレムにも眠気の副作用があり、確率は3.4%となっています。なので、30人に1人程度の確率で、朝なかなか起きれないといった症状が出る可能性はあります。

 

>>副作用|眠気やめまい、倦怠感が出ることも

 

ロゼレムの副作用の詳細については↑をご覧ください。

 

2つ目としては、睡眠相後退症候群(DSPS)が原因かもしれません。睡眠相後退症候群は体内時計が数時間後ろにずれることで、深夜まで眠れなくない、いわゆる「昼夜逆転」の状態になる症状のことです。この症状の特徴の一つに「10時間以上眠ってしまい、なかなか起きない」というものがあります。いったん眠ってしまうと中途覚醒もせず、ひたすら長時間眠ってしまうことになりやすいのです。このケースだと、ロゼレムが原因というより、睡眠相後退症候群がまだしっかり治っていないと考えたほうがよいでしょう。

 

いずれにしても、個人ではなかなか解決できない問題となります。もしロゼレムを服用しても寝起きが悪い、なかなか起きれないという場合は、医師に相談してどうしたらいいかアドバイスをもらったほうがよいでしょう。