ロゼレムの服用方法・飲み方まとめとジェネリックについて

ロゼレムの用法・用量と服用方法を守る

 

薬の用法・用量、服用方法は守るようにしましょう。副作用が軽いからといって、いい加減に飲んでいいわけではありません。

 

ロゼレムの発売されている規格は8mgのみです。服用方法は、成人では通常8mgを1回1錠就寝前に服用することになります。また、その他の睡眠薬や抗不安薬を服用している場合、この薬を追加で飲むと日中眠くなりすぎることがあるので、夕方以降に少量を服用するという場合もあります。その場合は、ピルカッターで1/2~1/4にカットし、2~4mgを服用することになります。

 

↓に服用時の注意点を紹介します。飲み方がわからないときの参考にしてください。

 

・服用量を自己判断で増やさない
本薬品は不眠症による入眠困難を改善する薬ですが今までの一般的なベンゾジアゼピン系の睡眠薬とは作用が大きく異なり、睡眠・覚醒のリズムに緩やかに働きかけて自然な睡眠をもたらす薬であり、効果が出るのは服用開始から2週間後が目処といわれています。

 

なので眠れないからといって追加で1錠服用するなど飲み方を変えたり自己判断で服用量を増やすようなことはせず、症状にあわせて必ず医師や薬剤師の判断を仰ぎ、決められた用法用量を守って正しく服用するようにしましょう。

 

・飲み忘れたときに次の日に持ちこさない
もし飲み忘れに気付いたときは、翌朝の起床時間まで十分な時間がある場合、眠れなければ1回分服用してもかまいません。しかし、前日飲み忘れたからといって、2回分を一度に服用することはやめましょう。

 

また、就寝後に途中で一時起床して仕事をするなど活動の予定がある場合には服用を控えるようにしましょう。

 

・食後すぐの服用は控える
食事と同時または食事後すぐの服用は避けるようにします。食事と同時の服用では血中濃度が低下することがあり、薬の効果が十分に得られない場合があります。

 

いつ飲むのがいい?

 

メラトニン受容体を活発にする薬なので、当然メラトニン分泌量が多いときに服用するべきです。メラトニン分泌が多ければ、その分たくさん受容体がメラトニンを受け取ることができるからです。

 

すでに説明したように、体内のメラトニン分泌量が多いのは夜8時~深夜2時の時間帯です。なので、服用するのは夜8時以降がよいでしょう。

 

また、食後すぐに服用すると効果が弱くなるので、食後数時間たった後のほうがいいです。それを考慮すると、夜9~10時ころがベストでしょう。このくらいの時間に飲めば、11~12時ころに効果が現れて、自然に眠れるようになります。

 

長期投与・服用はしてもOK?

 

まず第一に知っておきたいことは、「最低限1カ月程度は使用する」ということです。

 

飲んだその日からすぐ効果が出ますが、本当に効果を発揮するのは2週間~1カ月程度過ぎてからです。体内時計を整える薬なので、完全に効果を出すまでに多少時間がかかるのです。なので、2~3日服用して「イマイチ効かない気がする…」と感じても、1カ月くらいはまずは続けてみる必要があります。その後、多くの場合は入眠しやすくなり、睡眠の質が上がり、自然な睡眠時間が増えてきます。

 

「どのくらいの期間飲んでもいいか」という点については、最大6カ月までと考えたほうがいいでしょう。他の睡眠薬に比べて副作用・依存性のリスクは少ないですが、それでも医薬品であることは確かなので、何年も飲み続けるのはおすすめできません。

 

依存性が少ないので、いきなりやめても大きな影響はありませんが、不安な場合はまずピルカッターで半分に割って4mgにし、その後2mg→1mgと少なくしていってやめるのが無難でしょう。

 

ジェネリックはあるの?

 

現時点でジェネリックはありません。

 

医薬品にはジェネリックというものがあり、先発品と同じ効果と安全性が認められた薬が後発医薬品として低価格で販売されることがあります。しかしロゼレム錠は2010年発売の新しい薬で、他の睡眠薬と比べ作用機序も新しいため、日本ではまだジェネリック医薬品は発売されていません。従って、薬価についても現時点ではやや高めとなっています。